ADAS先進運転支援システム
概要
先進運転支援システム (ADAS: Advanced Driver Assistance System) 向けの物体検知ソフトウェアを提供します。各種物体検知に加え、前方車・歩行者衝突、交通違反などの危険運転をリアルタイムで判定し、事故防止にお役立ていただけます。弊社では、物体検知~危険運転判定までをパッケージ化したソフトウェアを提供いたします。物体検知のみのソフトウェア提供にも対応しております。
機能

前方車衝突警報 (FCW)
前方車両の検知、距離測定によって、前方車衝突警報(FCW: Forward Collision Warning) 、衝突被害軽減ブレーキ (AEB: Autonomous Emergency Braking) などにご利用いただけます。普通車・大型車・バイクはもちろん、先行車や対向車も区別して認識可能。

歩行者衝突警報 (PCW)
歩行者や自転車、キックボードなどの車両との相対距離測定の検知によって、歩行者衝突警報 (PCW: Pedestrian Collision Warning)などにご利用いただけます。横断中の人を高精度で検知することで接近警告とブレーキ成業が可能です。

車線逸脱警報 (LDW)
車線と車両間の位置関係を検出し、車線逸脱警報 (LDW: Lane Departure Warning)、ふらつき警報等にご利用いただけます。複雑な車線変更区域、カーブ、車線変更補助線、路肩などの検知にも対応しております。ドライバーに的確な警告を行います。

標識検出 (TSD)
光学文字認識(OCR)技術によりあらゆる標識を瞬時に解読。高精度な標識検出 (TSD: Traffic Sign Detection)を実現いたします。各種標識、信号の検知、種別判定が可能です。交通違反 (速度超過、一時停止違反、赤信号無視など)の検知などにご利用いただけます。日本国内外の信号や標識の検知にも対応しております。
性能
弊社独自のアルゴリズムによって、車載器に使用される汎用CPUにおいても高パフォーマンスを実現します。(ドライブレコーダーにおいて広く使われる15~30fps以上の速度性能を達成しており、リアルタイムでの検知処理を実現)やや前世代のCPUでも処理可能です。
ARM上で動作する組み込み環境を主なターゲットとしていますが、サーバ上で動作する画像解析ソフトウェアとしてもご利用いただけます。さらにAIアクセラレータ、ディープラーニング技術の活用にも取り組んでいます。目標性能、ハードウェアスペック、その他制約(熱など)に応じたチューニングを得意としています。
