Technology

技術紹介

PRIVACY MASKINGプライバシーマスキング

概要

防犯カメラや監視カメラ、ドライブレコーダーの増加に伴い、動画像の利用・分析に対する期待が高まっています。 その一方で、生活者のプライバシー侵害や、生活者が望まない形でデータが利用されることに対する漠然とした不安等、個人情報の取り扱いについて一般国民の懸念も増大しているとの指摘もあります。プライバシー保護の観点から、動画像の利活用については、個人情報保護法への対応が求められています。

概要

プライバシーマスキングは、カメラで撮影した動画像から人物の顔やナンバープレート等を検出し、リアルタイムでマスキング処理を行う技術です。

本人を判別可能な程度に顔が映っている画像は、それがどこの誰か分からなくても個人情報に該当します。顔をマスキングする等の処理をした場合、本人を識別できる情報と容易に照合できるようなときを除き個人情報ではなくなるため、個人情報取り扱いに関する法的義務に対応することが可能となります。

高い検出精度かつ高速処理を実現

車載向けソフトウェア開発で培った画像認識技術で高精度の認識とスピードの両立を実現しています。多数の歩行者や車両が存在する場合、カメラの画質が悪い場合等でも高精度な検知が可能です。ストリーミング映像に対してのリアルタイムマスキング処理も可能です。

クラウド、オンプレともに対応可能

クラウド処理だけでなく、オンプレミス処理にも対応しております。お客様のサーバーへ組み込んでいただく形となるため、セキュリティ面でも安全です。

活用事例

プライバシーマスキングの紹介動画