フィーチャ株式会社(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役社長CEO兼CTO:曹 暉、以下「Ficha」)は、紙や画像形式の電子回路図をAIで自動解析 / デジタル化し、構造理解を可能にする「図面解析AI(Drawing-AI)」の提供を開始しました。本ツールは、従来の回路図管理における課題を解決し、設計情報の効率的な活用と技術伝承を支援します。

これまで多くの製造業では、電子回路をはじめとした回路図が画像データのまま管理されており、「検索や再利用が困難」「部品仕様や回路意図の把握に時間がかかる」「設計情報が担当者に属人化し標準化が進まない」といった課題がありました。
「図面解析AI(Drawing-AI)」は、AI-OCR、画像認識、構造化エンジンを組み合わせることで、これらの課題を解決。PDF / JPG / PNGなどの主要フォーマットを網羅し、専用UIで回路とメタ情報を可視化します。



<機能 / 役割>

  • 自然言語での意味理解 / 要約とナレッジ化
  • 機能別 / 部品別 / 用途別インデックス生成
  • 部品 / 機能ブロック / 接続関係を自動抽出
  • 設計の改善提案
  • 自然言語での図面検索

 

<導入メリット>

  • メリット1:機能名・部品名で瞬時にデータ検索
  • メリット2:属人化によるブラックボックス化した設計情報を標準化し、DBへのナレッジ蓄積を促進
  • メリット3:手戻り・重複設計発生後の更新資産を比較・応用し、品質と生産性を向上

 

<対応図面>

電子回路図 / 基板レイアウト図 / ラダー図 / 設備配線図 / 電気系統図 / 金型図面 / 部品設計図 / 間取り図 / 建築図面など

 

<今後の展開>

フィーチャは、本ツールの継続的なAIモデルアップデートにより認識精度をさらに高めるとともに、ERPシステムや回路設計ソフトとの連携を通じて、設計プロセス全体をカバーするプラットフォーム化を目指します。

本ツールの提供を通じて、お客様の設計開発プロセスのデジタルトランスフォーメーション(DX)を強力に推進し、競争力強化に貢献してまいります。トライアルやデモのご相談など、お気軽にお問い合わせください。

 

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