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2021.04.27 ニュースリリース

高精度なAI-OCRエンジンの提供開始に関するお知らせ

フィーチャ株式会社(本社所在地:東京都豊島区、代表取締役社長CEO:脇 健一郎)は、ディープラーニングを活用した高精度なAI-OCRエンジンの提供を開始いたします。お客様のご要望に応じてカスタマイズやライブラリ提供も可能であり、また、他の弊社製画像認識機能と組み合わせることで、様々な用途に応用可能なソリューションとなっております。
なお、当社は、2021年5月26日(水)~28日(金)に東京ビッグサイトで開催される展示会Japan IT Week【春】内の「第4回 AI・業務自動化展【春】」に出展し、当技術について紹介いたします。

 

【背景】
近年、コロナ禍により人的資源の価値がより一層高まる中で、ニュー・ノーマル時代を見据えた新しい働き方では、より一層の業務効率化が求められています。ディープラーニングを活用したAI-OCR技術を利用することで、これまで人の手で行っていた作業を大幅に省力化することが可能です。
「軽量」かつ「高性能」な画像認識アルゴリズムを保有するフィーチャは、これまでAI-OCRの研究開発を進めてまいりましたが、認識精度や動作速度について業界トップレベルとなる水準まで開発が進んだため、AI-OCRエンジンの提供を開始いたします。

 

【概要・特徴】
1.文字領域を高精度に自動検知
弊社独自のディープラーニング物体検知アルゴリズムを活用して、多様なフォーマットの帳票画像から傾き補正と文字領域の検知を高精度に行います。注文書、請求書、領収書などの非定型帳票の場合は文字領域をマニュアルで指定する作業を大幅に削減できます。

2.活字、手書き文字を高精度に認識
活字、手書き文字は一つの認識エンジンで高速かつ高性能に認識できます。ひらがな、カタカナ、漢字、英数字、記号などに対応できます。認識エンジンは最先端の文字認識アルゴリズムを用い、大規模な学習データセットで学習されています。認識文字の信頼度の出力や自然言語処理による文字修正機能もご提供可能です。

3.様々な用途に応用可能
OCR技術は、バックオフィス業務への活用だけでなく、他の弊社製画像認識機能と組み合わせ、カスタマイズすることにより、様々な用途に応用可能です。カスタマイズの一例として、道路看板文字認識があります。車載カメラで撮影した画像から交通看板を検知し、看板の文字認識する車載OCR機能を開発しました。地図の自動更新、ダイナミックな交通情報などに活用できます。

 

【今後の展開】
ミック経済研究所が2021年3月に公開したレポートによると、OCRサービス製品の市場規模は2019年度実績は420億円、2020年度見込は505億円(対前年比120%)、2021年度予測610億円(対前年比120%)となっています。
我々フィーチャは、これまで培ってきた車載向け画像認識アルゴリズムのノウハウを生かしながら、業種・職種を限定せず幅広くサービス提供し、新たな市場へ積極的に展開して参ります。

 

【第4回 AI・業務自動化展【春】 概要】
AI(人工知能)と、RPA・業務代行ロボットやチャットボットなど、業務を自動化するソリューションが一堂に出展します。
会期:2021年5月26日(水)~28日(金)
場所:東京ビッグサイト 青梅展示棟

 

<本件のお問い合わせ>
フィーチャ株式会社 管理部
TEL:03-6907-0312  Email:info@ficha.jp

画像認識ソフトウェア開発のフィーチャ、 高精度なAI-OCRエンジンの提供を開始